掲示板を見ていると…
「現在妊娠〇〇か月の妊婦です。親知らずが痛み出しました。」
というものを見かける。
妊娠でただでさえ普段よりも辛い状態なのに、親知らずがズキズキ痛みだしたらほんと辛いですよね?
そんな妊婦さんのためになれば…と思って書いてみる。
ためなるかな? σ(•̀ㅂ•́๑)و男の子だけど、仕入れた情報を元に対策を書いていきます。
また、妊娠を現状考えてない人でも、勢いで妊娠してしまい親知らずががが・・・
という事態にならないために、特に女性は早めに抜歯しておいた方が良いだろう。
普段何ともなかった親知らずが妊娠時に痛みやすい
掲示板を眺めていると、
親知らずが存在するけど、特に痛くもなかったのでそのまま妊娠したんですが、妊娠中に突如親知らずが痛みだし、麻酔や薬など一部が制限されて本気で痛かった。
という事例冗談抜きに多かった。
実際に妊娠すると、唾液の量が減ったり、ネマネマとした雑菌の繁殖しやすい状態になり、歯の抵抗力が落ちやすい。
結果、歯周病や虫歯になってしまうことが多く、特に親知らずは一番奥にあるため最も虫歯になりやすい。
虫歯になった親知らずが激しい痛みを伴う。といった図式になりやすい。
また、妊娠中は女性ホルモンが急激に増加しやすい。
歯周病菌のなかにはこのホルモンを好む者がいるようで、結果歯周病になりやすい状態になる。
さらにホルモンバランスが崩れやすいため、身体の免疫力も低下しやすく、
結果虫歯や歯周病になりやすい状態になる。
と言うような、これでもか!と言いたくなるくらい、身体の調子が悪くなる。
ゲームの世界で言う「弱点完全露出状態」のようになってしまうわけだ。
そんな時に親知らずがあって。。。もうやってらんない(o_ _)o ~~~ †ってなるんですね。
胎児に影響ある薬も?
親知らず抜歯において、痛み止めと抗生物質はまず飲むことになると思います。
これらの薬の中には、胎児にも影響を与えるものが存在するため、使用できない薬もある。
また、レントゲン撮影も少なからず影響出る場合もあるらしい。
最近のレントゲンは技術の発達により、放射線量は大分少量で済むようになってきたけど、
それでも何か影響あるかも知れないですね。
妊娠中に親知らずが痛みだしたら、どうする?
妊娠中の抜歯は胎児に影響を与える可能性がある。
というネットの情報が多いため、妊娠中に親知らずが痛み出したら、歯医者に行かず何とか自力で妊娠を終えてから抜歯しよう!
とご自身で決める方も多いみたいですが、
そういう方の体験談見てると、ほんと痛くて辛そうでした(´ω`)
だが医師の話では、
妊娠中に親知らずが痛くなった場合でも来院してほしい。と言うのが本音。
確かに妊娠中の親知らず抜歯にはリスクを伴うけど、口内環境が悪化しやすい妊娠中ほど歯科治療を受けてほしいとのこと。
抜歯そのものは出来ないにしても、痛みの原因である虫歯や、歯周病の治療は大体できるため、
その場しのぎとしての処置は出来ることが多い。
歯の痛みを抑えて妊娠中を送る方が、ストレスも溜まりにくいし。
よく言うやん?
妊娠中の母親の体調は大事だよってね。
妊娠安定期なら一応大丈夫?
σ(•̀ㅂ•́๑)و男の子なので詳しくは分からないですが、
妊娠っていうのは
- 妊娠初期(15週まで)
- 妊娠中期(16~27週)
- 妊娠後期(28週~出産)
と3段階に分かれているようで、
このうち妊娠初期は胎児の一番不安定な状態。薬の使用を控えないといけない時期。
妊娠中期まで来ると、胎児も安定期に入ります。
妊娠後期になると胎児がほぼ形成され、動悸・息切れがしやすい時期になる。体力的に抜歯を控えたい時期。
妊娠中期ならば、レントゲンや抜歯後の薬の影響もほぼないようです。
つまり抜歯は出来るタイミングでもある。
妊娠初期に親知らずが痛み出した場合は、適切な治療だけ受けて、妊娠中期に抜歯の予約を取れば、なんとか乗り切れると思います。
基本は妊娠前に抜歯しておこう
それでもできるだけ妊娠中の抜歯は控えたいもんです。
また出産すると、今度は赤ちゃんの世話など、別の意味で多忙になる。
女性は妊娠前に抜歯しておこう。と言われるのはこのためですね。