初めて親知らずを抜歯する人にとっては、
どのような治療をされるのか分からず、大変不安になると思います。
そこで貴方の親知らずの現症状や、不安な点を出来る限り伝えて適切な治療をしてもらおう。
大事なのは質問事項は紙に書きだすことです。
頭の中だけで記憶していても、人間って忘れやすい生き物なので、
「質問したかったことを忘れてしまった」なんてことがザラにある。
これを防ぐために疑問点はアウトプットしておくんですよ。
前の記事で書いたが、ちゃんとコチラの疑問に耳を傾けてくれる医師を選ぶことも大事です。
コチラの質問に答えてくれない医師なら、その歯医者は辞めておこう♪(‘ー‘)/~
- Word等を使って書き出せば、見栄えも綺麗に
- 質問・確認しておきたい項目
- 親知らずに痛みがあるかどうか?
- 抜く場合(or抜かなくて良い)理由
- 抜く必要がある場合、抜歯手順
- 抜かなくて良い場合、将来的に起こり得ること
- 麻酔の種類を聞いてみる。
- 抜歯の通院スケジュール
- 抜歯後に気を付けたいこと
- 電話予約の際に、これを伝えよう!
Word等を使って書き出せば、見栄えも綺麗に
紙に書き出しても良いんですが、思っている不安を文章として書きだすと、なかなか一発で書けないもんです。
何度も書き直すと字がグチャグチャになりやすいので、修正が楽にできるWordやメモ帳等のテキストエディターを使った方が綺麗に纏まると思います。
纏まったら、2部印刷しよう。
自分用と、医師に渡す用ですね。
パソコンで書いたほうが字も読みやすいし綺麗に仕上がるからね。
医師だって人間だし、綺麗にしている人の方が、不満なく診てもらいやすいですね。
質問・確認しておきたい項目
診察中は、纏めて置いたメモを見ながら、順番に質問していこう。
こうすれば聞き忘れることが無くなりますね。
そして、必要に応じて用紙に直接メモしていこう。
親知らずに痛みがあるかどうか?
中途半端に親知らずが生えていて、腫れや炎症を起こしていれば、歯科医も観察すれば見抜けるのですが、
完全に埋まっている場合や綺麗に生えている場合は、医師がパッと見ただけでは痛みまでは分かりにくいかも知れない。
痛みにも色々種類があって…
- 沁みるような痛みだったり(虫歯?)
- ズキズキとした痛みだったり(腫れ・炎症?)
- 歯を伝わって頭痛のような痛みだったり(??)
これらは症状が変わってくるんですよ。
我慢せずに素直に伝えよう。
出来ればいつくらいから症状があったのかも、覚えている範囲で書いておこう。
親知らず抜歯するにあたって一番大事な所だと思います。
正確に伝えることで、正確な治療が行いやすいのは言うまでもないですね。
抜く場合(or抜かなくて良い)理由
医師に診てもらうことで、
- 抜歯した方が良い。
- 抜歯の必要はない。
- 今は抜歯しなくて良いだろう。
などの見解が得られます。
ここで医師はその理由を説明してくれるんですが、これを簡単にメモしておくと良いだろう。
時間が経つと忘れてしまいやすいんで。
抜く必要がある場合、抜歯手順
痛みや炎症など、何かしら自覚症状が出ている場合や、
中途半端に生えている場合は抜歯を勧められると思います。
ここで初めて抜歯に臨む人にとっては、どのように治療されるのかが分からず、不安になりますよね。
なんなら、医師に聞いてみましょう。
医師によっては絵に書いて分かりやすく説明してくれる人もいる。
書いてもらったなら、診察後に頂きましょう。
抜かなくて良い場合、将来的に起こり得ること
綺麗に生えきっていたり、逆に完全に埋まっていて、自覚症状がないなら、
抜歯しなくて良い、って判断になることもあるんですが…
数か月、数年先に自覚症状が出る可能性が無いとは限らないです。
そもそも親知らずが、クチの中に存在する限り、何かしら悪さをする可能性は0%とは言い難い。
その時に起こり得そうな症状がどのようなものか、医師に尋ねてみよう。
先の話なので確実ではないですが、今後ご自身で確認しやすくなりますね。
麻酔の種類を聞いてみる。
当サイトでも記載はしているんですが、
親知らず抜歯時に行う麻酔にはいくつか種類があったりします。
基本的には、親知らず抜歯部分のみに注入する、局所麻酔のみで抜歯するんですが、
普通に意識はあるんで抜歯部分の痛みはないものの、器具を色々突っ込まれたり、クチを暫く開きっ放しにすることに、人によっては結構恐怖を感じるかも知れない。
そんな方向けに手術中の負担を軽くする麻酔方法もあります。
医師に聞けば教えてくれるハズなので聞いてみよう。
抜歯の通院スケジュール
親知らず抜歯は、抜歯する日だけ通院するのでなく、
その後の経過観察であったり、埋まっている親知らずの場合は糸抜きしたり、
万が一痛みが治まらない場合の通院もあり得ます。
具体的にどれくらい通院する必要があるのか、確認しておいた方が良いだろう。
特にサラリーマンの場合は、早めに年休や早退の取得しておいた方が良いので尚更である。
抜歯後に気を付けたいこと
抜歯した後は、およそ3日~10日間くらい、日常生活に比べて不便になります。
この間は抜歯した部分は、大変不安定な状態で、食事や歯磨き、クチを大きく動かす等が制限されます。
抜歯当日は年休取る方は多いですが、翌日以降は多くの方が出勤すると思うので、
特にクチを動かす機会の多い職種の場合は、仕事内容を簡単に纏めておくと良いかもしれませんね。
電話予約の際に、これを伝えよう!
「色々相談したいので、少し長めに時間取ってもらえると嬉しいです。」
これを伝えておくと、次の予約者の時間を詰め詰めじゃなく、余裕持って取ってくれるかも知れない。
実際に診察時には、「ゆっくり相談しましょう」と気遣ってくれた。
色々質問しすぎると、
「この患者、鬱陶しいなぁ」と思われるかもしれない。
貴方が慎重派な性格だと、このような不安も出てきてしまうんだけど…
そんなこと気にしてどうする。
分からないことは、貴方が理解できるまで確認すればよい。
それで嫌な顔されたり、説明を端折るような医者なら、そこでの診察はやめた方が良い。
評判の良い歯医者なら、その辺は融通利かせてくれると思います。
親知らず抜歯は皆不安ですからね。
ただし、全く未知のまま何でも質問しようとすると、本当に時間かかって流石に迷惑かけかねないので、
最低限のことは自分でも下調べしておくことをお勧めする。
そして紙にアウトプットしておくことで、スムーズに質問出来るし、回答も得やすくなるんですよ。