大きな規模の病院には、
大学病院というものと総合病院というものがある。
規模は大体似たようなものなんだけど、
この2つにはちょっとした違いがある。
σ(・・)が地元の歯医者さんで聞いた話なんですけどね。
大学病院と言えば…
〇〇大学付属・・・病院という名称(〇〇には大学名、・・・にはその地域の名前が入ったりする。)
大学病院は患者を治療すると同時に、
研究&教育施設でもある。
大学病院の利点は、最新の治療が受けられること。
最先端の治療法を発明していくため、
院内の設備は、ある分野に対して最先端ってことが多い。
また、大学病院の中でも、〇〇歯科大学って名前のつく病院もある。
ここの診療科目は本当に歯に関することが多く
- 矯正歯科
- 小児歯科
- 口腔外科
- 放射線科
- 耳鼻咽喉科
- 障がい者歯科
- 補綴科
- 保存科
と言った具合。
歯の他に耳や鼻など、主に顔面部分がメインですね。
他の大学病院に比べると、より専門性が高いかもしれない。(詳しくは知らん)
よって、患者の症状に合わせて適切な治療を受けやすい。
研修医もいるのが欠点?
年数を重ねたベテラン医師の腕はとても凄いと思うけど、
そんな彼らだって、就任したての頃は未熟だったはず。
大学病院で治療を受けると、このような研修医が担当になる場合もある。
抜歯のレベルが研修医でも出来そうと判断された場合、
研修医に任されることもある。
もちろん、教授が
「この研修医に任せて大丈夫だろう」と判断した場合に実施されるんだが、
やっぱり、手際は良くないことがある。
経験量がまだ多くないから。
親知らずの抜歯後、身体にかかる負担(腫れや痛みなど)は、抜歯の手際の良さに結構依存すると言われているんで、
手間かけるほど、術後の痛みや腫れも長引きやすい。
あとは、腕の良い先生が担当であっても、周りに研修生が居ることも?
これは学習目的なんですね。
教授が一つ一つ説明しながら、治療される、なんてこともあったりします。
この辺はかかりつけの歯医者にて紹介状を出してもらう際に、腕の良い医師を指名してくれる場合もある。紹介状の中身を患者が見ることはできないが、これまでに多くの患者を紹介している医師なら、大学病院の有名・腕の良い医師はご存知のハズだろう。
逆に紹介状無しで、いきなり大学病院を受診すると、↑のような研修医に当たる可能性もあるかも知れないね。
総合病院と言えば…
医療法人〇〇会 △△病院とか、
○○市医療センターとか、
まあ呼び方は色々あります。
総合病院には、大学病院のような教育機関とは違い、
純粋に患者を治療するための場所なので、研修医も普通はいない。
安定した腕前の医師が揃っていることが多く、当たり外れと言う運の要素は多分小さくなる。
σ(・・)が地元の歯医者で聞いた話では、
そんな当たり外れの可能性があるかも知れない病院紹介よりも、安定している総合病院を勧めています。
とのこと。
なるほど納得でしたw